東日本大震災から5年目を迎えて:アートアクションUKの軌跡と展望

東日本大震災から5年が経ちました。アートアクションUKは、震災をきっかけに色々な意味で厳しさを増している日本の現状をアーティストの活動を通じてイギリスに伝えるために始めたレジデンシーのプログラムです。これまで、花崎草、藤井光、小森はるかと瀬尾夏美、川久保ジョイを派遣アーティストとして選出し、3週間ほどロンドンに滞在し、作品の制作や発表をしてもらうとともに、活動のプレゼンテーションやシンポジウムなどを通じて、東日本大震災をめぐる芸術と社会、政治や経済のあり方を議論してきました。

 

5年目の2016年は、独自の視線で震災以降の社会問題に取り組んできた若手のアートユニット、キュンチョメ(ホンマエリ+ナブチ)を4月〜5月に派遣し、作品の制作や発表、プレゼンテーションを行う予定です。

 

今回、ロンドンでアートアクションUKの運営の主宰するアーティストの本間かおりと日本側事務局を担当している社会学者の毛利嘉孝が、第一回目の参加アーティストの花崎草と今年の派遣アーティストのキュンチョメを迎え、アートアクションUKの5年間の活動を振り返るとともに、今年の活動と今後の展望について議論します。

 

日時:2016年4月8日(金)19:00-21:00

場所:「特火点-tochika」〒120-0024 東京都足立区千住関屋町12−3

JR、東京メトロ「北千住駅」より徒歩15分。「牛田」駅より徒歩10分。

※ スロージェットコーヒー(http://www.slowjetcoffee.com/)の向い、墨堤通り沿いのガソリンスタンドの通りを入って徒歩3分程のところになります。

「特火点-tochika」HP http://tokkaten.org/

 

 19:00-19:40 これまでのアートアクションUK

 花崎草+本間かおり+毛利嘉孝

 19:40-20:30 アートアクションUK 2016について

 キュンチョメ+本間かおり+毛利嘉孝

 20:30〜 懇親会(Food & Drink代はカンパをお願いします)

 

アートアクションUKは、企画の趣旨に賛同したロンドンのアーティストたちのインデペンデントな活動と協力を通じて資金を集め、運営しています。当日会場にて、ロンドン芸術大学セントラル・セントマーチンズの学生やロンドンを拠点に活動するアーティストたちがアートアクションUKのために制作したサイン入り、オリジナル葉書の限定販売もいたします!